■ 東寺/教王護国寺 ■

そこそこいい年齢になってきた私ですが、将来の夢はまだあります。
それは、自分の好きな寺社仏閣だけを案内するガイドさんになることです。
最近よく観光地でみかけるボランティアのガイドさんみたいなやつですが、できればお金ももらいたいです。
せめておはぎ代だけでも。ぜひ。

もし、その夢がかなうとしたら、私が観光客の人たちを熱くご案内する、その場所は「東寺」。
関西、こと京都には、観光客が全国、いや、世界各地から押し寄せるスター級の世界遺産・寺社仏閣が数多くありますが、私のおすすめは断然・ダントツで「東寺」です、とーじ。

関西在住の人が新幹線に乗って東から戻ってくる時、あの世界一恰好いい(個人の見解です)五重の塔を見て「ああ、帰ってきたな~」としみじみ感じるあの「東寺」は、正式名として「金光明四天王教王護国寺秘密伝法院」と「弥勒八幡山総持普賢院」という名前もあるとのこと。
恰好いいっ!!秘密伝法院っ!!!!
…とはいえ正式名長いし、使い慣れていないので、「東寺」は「東寺」でいかせてもらうわけですが、思えば普段は「東寺さん」と呼んでるし、この際、東寺さんでいってみます。以後親しみと愛情をこめて東寺さんで。東寺さんと言えば五重の塔、そして毎月21日に開催される「弘法市」もとても有名なのですが、やはり東寺さんといえば、「立体曼荼羅」です。
掛け軸など、通常は平面で描かれる曼荼羅を、仏像を使って立体(3D)表現しているのが東寺さんの講堂で見られる「立体曼荼羅」です。
さすがスーパースター・空海さんは考えることのレェェェベルが違います。
如来像5(五智如来)体、菩薩像5体、明王像5体、天部2体、四天王4体の総勢21体(と、踏まれている邪鬼、帝釈天の象とか梵天の鵞鳥とか)が薄暗いお堂の中に居並ぶ姿は、そりゃあもう子供だったら泣いちゃうくらいの大迫力。
しーかーもー、内、15体は平安前期を代表する国宝、国の宝なのです!!
2016年6月時点で国内で国宝指定されている仏像・神像は全部で131体と言われていますので、そのうちの15体、プラス重要文化財6体が1つのお堂にぎゅっと集合しているのが東寺さんの講堂なのです。
恰好よさとありがたさが重なって、もう大人だって泣いちゃいます。号泣。
すべてが素晴らしい講堂の仏像なのですが、中でも推し仏像は、明王部の中心に鎮座している不動明王(国宝)像。
我が国最古の不動明王といわれている像なのですが、憤怒の表情を浮かべているにも関わらず、じーーーーーーっと見つめていると、何かにじみ出てくる人(明王)の良さ。「んん、もぅ、めっちゃ怒ってるけど…しゃーないなーー」と言ってくれそうな、そんな気がしてくる不動明王像なんて、他に出会えた事がありません。
そしてやはりこの方も。仏像界きっての男前・仏、帝釈天(国宝)像。
以前巻き起こった阿修羅ブームの際、NEXTブレイクは間違いなく東寺・帝釈天だとごく一部でささやかれた帝釈天。立体曼荼羅の中でも断然1位、京都中、いや、日本中の仏像の中でももしかしたら一番の男前・イケ仏なのかもしれません。
東寺さんについて語ると止まらなくなりがちなので、続きはいずれまた。

京都駅からも歩けるし(15分くらい)、近鉄・東寺駅からならあっという間とアクセスよし、そして広いから常に混んでないのもよし、紅葉だってお花見だって最高のロケーションだから写真を撮るのもよし!!と、もはや完全無欠です、東寺さん。
ご参拝のお供には巴屋のおはぎをぜーひー!!

この記事をシェアする
  • facebook
  • twitter
  • google+